2011年11月15日 05:29   オーストラリア生活 - 庭2

クマにゃん

庭に雑草のように生えているキャッツテール
オーストラリアで借りた家には、植物がたくさん植えられています。
どうやら前に住んでいた人が花好きだったようです。
これは、神奈川にいた頃に冬は家の中に入れて育てていたキャッツテール。
ここの庭には雑草のようにボサボサ生えていて、しかも神奈川の頃より
すっときれいな赤い花がついています。

こちらもまるで雑草のように生えているブルーコーラル
こちらも、神奈川にいた頃に好きで育てていたブルーコーラル。
なかなか思うように咲いてくれなかったのに、ここではボサボサ生えてます。
この花がほったらかしで育つということは、冬もそんなに気温が下がらない
ということなのでしょう。

オーストラリアに来て初めてまいた種(マリーゴールド)を庭へ定植
これは、オーストラリアに来て初めてまいたマリーゴールドの苗。
雑草が生えていた場所を耕して、植えました。
この時は、ちゃんと手袋をして作業をしていたのですが、午後になって
ちょっとだけ庭を見るつもりが、ついつい素手でいじりだして、
さっそく刺に刺されてしまいました。

種に刺がついている
一番痛いのがこれ。とにかくよく刺さる種で、服や手袋にいっぱいついて
しまいました。何という植物なのか調べてみたけどまだわかりません。※

サンダルの底に刺さった刺
もうひとつはこれ。写真はサンダルの底に刺さった刺です。
気が付いたら刺さっていたので、何の植物なのかわかりません。

今回はうっかり素手で庭いじりをしてしまったけど、オーストラリアには
毒を持つクモもいるし、要注意です。日本の虫や植物ならある程度は
何が危ないかわかっているけど、ここはあまりに生き物が違うので注意
しなくてはと思いました。

※ この刺のある植物は日本にもあるセンダングサ属(Cobblers Pegs)
かもしれません。

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2011年11月12日 09:16   シドニーをちょっとだけ散策

クマにゃん

11月8日にシドニーの検疫所にいる猫に会いに行ったついでにシドニー
見物をしてきました。今回の旅は、まずシドニーに行くまでに色々ありました。

まず、猫塔職人が空港で免許証やカードの入った財布を落としてしまった
こと。ただし、すぐに他の乗客に拾われ空港の係の人が免許証の写真を
たよりに猫塔職人を見つけてくれたおかげで、無事に戻ってきました。

次は、飛行機の遅れ。出発予定時間の6時間20分後にようやく出発になり
かなりうんざりしました。本当なら日中にシドニーに着いて、街中を
散策するはずだったのに、着いたのは夜。とってもがっかり。

オーストラリアの代表的な建物、シドニーのオペラハウス
とはいえ、猫たちと面会することが出来、その帰り道にシドニーのオペラハウス
に行ってきました。ここでは久しぶりに日本人を見かけました。
さすがシドニーは観光客が多いですね。

シドニーのフェリー乗り場
ここはシドニーのフェリー乗り場。ここから動物園行きのフェリーなどが
出ています。私も昔ワーキングホリデーで滞在していた頃は、毎日
ここのフェリーを利用してました。懐かしいー。

サーキュラーキーからフェリーに乗りました、遠くに見える辺りに昔ちょっとだけ住んでいたことがあります
ということで、さっそくフェリーに乗ってみました。
私が住んでいたのは、写真の向こうの方の住宅街。
手前の黒いのは、クマぐるみです。ブログに久しぶりの登場です。

シドニーで土砂降りにあい、びっしょりになってしまいました。写真はおしゃれな照明に干した洗濯物
フェリーに乗った後、いきなり雷雨になってしまい、ホテルに行くまでの
間にびしょ濡れになってしまいました。写真は物干しと化したホテルの
おしゃれな照明。ちょうどエアコンの風が当たる場所だったので、
申し訳ないけど服を干させてもらいました。

シドニーにあるパワーハウス・ミュージアム
翌日は見事に乾いた服と靴でPowerhouse Museumへ行きました。
写真は、スペースシャトルの内部です。
ここの博物館を少しだけ見て、すぐにシドニー空港へ直行。

帰りの便はぴったり予定の時間に出発し、やれやれと思ったところへ
爆弾発言が!「ホテルに家の鍵を置いてきちゃった」

実はホテルを早い時間に出るときは、職員がいないので所定の箱へ
鍵を放り込むよう言われてました。言われたとおりに鍵を入れて出てきた
のですが、ホテルの鍵といっしょに自宅の鍵まで放り込んでしまった
という訳です。

さっそくホテルに電話して、鍵は家に送ってもらうことにしました。
幸い家の鍵は私も持っていたので、家に入ることは出来ました。やれやれ。

家を目前にしたところで、頭の上にカラスの糞が直撃
色々ありましたが、無事に自宅の最寄駅に到着。これでもう一安心と思った
まさにその時、頭の上に何やら生暖かいものが....。
カラスの糞が頭を直撃したのでした。悔しいので犯人の写真を撮っておきました。

そういえば、初めてオーストラリアに来た日にもカラスの糞が直撃したことが
あったなぁと思い出しました。「ウンが付いた」と思えばいいんだ、と自分に
言い聞かせつつ無事帰宅しましたとさ。

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2011年11月10日 22:51   猫と面会@オーストラリアの検疫所(AQIS)

クマにゃん

11月8日にシドニーの検疫所(AQIS)へ4匹の猫の面会に行ってきました。

オーストラリアの検疫所(AQIS)があるRooty Hill駅
検疫所はシドニー郊外のEastern Creekにあります。最寄駅はRooty Hill。
シドニーのCentral駅からRooty Hill駅まで行き、そこからタクシーで
行きました。

オーストラリアの検疫所(AQIS)の入口、門は常に閉まっていて関係者以外の立ち入りは禁止
AQISに到着。ここは関係者以外立ち入り禁止なので、入口にある電話で
要件を伝え、門を開けてもらい中に入ります。
事務所に行き、身分証明書(写真付)の提示と書類の記入を終え、予約した
時間になると檻のある区画へ入れてもらえます。

外から檻を見ていたら、ケメコが中からこちらを見てました
まずは檻を外から覗いてどこにいるのか探してみました。
すると一匹の猫がこっちを見てる...あっ、ケメコだ!

ケメコの檻の奥を覗くと、そこにはクマにゃんが♪
ケメコとクマにゃんは同じ檻のはずなので、さっそく奥の方を覗いてみると、
クマにゃん発見! クマにゃんもこっちを見てる♪

クマにゃんと対面。
さっそく、中に入ってご対面。
係の人の話だと、クマにゃんは食欲が落ちることもなく、何の問題ないという
ことでした。お腹がすくと鳴いて係の人に催促するんだそうです。
さすがクマにゃん、いつもマイペース。態度の大きさも変わりないようです。

目の横の傷がだいぶ治っていたケメコ
ケメコは目の横の傷が心配だったのですが、かなり治ってました。傷ついた
爪もだいぶ回復していて、心配ないそうです。
ケメコは例によって愛想を振りまいているらしく、係の人からもとてもフレンドリー
な性格と言われてました。

なでるとゴロゴロと嬉しそうにしてくれたモコにゃん
こちらはモコにゃん。100gちょっと体重が落ちたそうです。
体重は落ちたけど、日本にいた頃に獣医さんからもうちょっと痩せた方がいい
と言われてたくらいだから大丈夫。
撫でると豪快にゴロゴロと言ってくれ、私も嬉しかったです。

係の人から、ゴージャス・ビッグ・ボーイは毛が長いからブラッシングをしてるよ
と言われました。確かに、ほったらかしにしていたら今頃はもっと毛が
こんがらがっているはず。ブラッシングまでしてもらえると思ってなかったので、
嬉しかったです。

恐がりのみったんは、最後まで寝床の中でじっとしてました
最後にみったん。みったんはかなりの怖がりなので寝床から出てこようと
しませんでした。でも、せっかく会えたのだから、なでなでしてきました。
みったんも若干毛が長めなので係の人がブラッシングしようとして
くれたようですが、怖がって逃げるのでできなかったそうです。
みったんも食欲がおちて体重が100gちょっと減りましたが元気です。

病気の猫がいる檻内では、全身を覆う服と長靴の着用が必須
家の猫の場合、ケメコが輸送中に爪をガリガリやって怪我をしたので、
病気の猫を預かる場所に入れられていました。ここには、全身を覆う
服(AQISで用意してある)と長靴を履いて中に入ります。
外に出るときも長靴を消毒してから出るようになっていました。

AQISに予約を入れる際、クマにゃんとケメコを同じ檻に、モコにゃんとみったんを
同じ檻に入れて欲しいと要望を出しておきました。何も言わなければ一匹で
ひとつの檻になると思います。
餌は一日に一回。基本はチキンベースのカリカリだそうです。

家の猫の場合、クマにゃん以外の3匹の食欲が落ちたということで電話連絡
があり、缶詰の餌や日本で食べていたのと同じブランドの餌を送って、
それをあげてもらいました。

幸い担当者がこまめに連絡をくれる人だったので良かったのですが、日本と
違って向こうが気を利かして何かしてくれることは期待できないので、
たまにAQISに連絡して状況確認はしておいた方がいいかもしれません。

檻は3層に分かれていて、一番上ははしごを上ると屋上部分に出られるようになっている
檻は長方形で、長さは畳一畳と同じくらい。幅は畳より広かったです。
猫が上下運動できるように3層に分かれていて、一番下はコンクリート敷き。
中段は寝床(日本で売っている蓋つきの猫トイレと同じもの)があり、
一番上は屋根の上に飛び出したようになった屋上です。

段から段への移動は金属製の梯子を使います。屋根は半分金網になって
いるので雨も多少入ると思います。気温は外気と同じなので、検疫時期
によっては、かなり寒かったり暑かったりすると思います。

シドニーの猫の検疫用の檻は想像していたのと違い、ガラガラでした。
ただ、他の州の検疫所も同じかどうかわからないので、これから利用する
予定の方は早めに確認しておいた方がいいと思います。

今回、猫をオーストラリアへ連れてくるための手続きではかなり苦労しました。
多分、専門の会社に丸投げすればもっと楽だったのだと思います。
これから自分で猫をオーストラリアへ連れて行くご予定の方で、もしわからない
ことがあれば、わかる範囲で手順をお伝えしますのでご連絡ください。
予約手続きなどの詳細は下記のサイトをご覧ください。

AQIS Bringing Cats and Dogs (and other pets) to Australia

猫たちが家に来るのは、11月17日。今から指折り数えて待ってます。

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