2011年11月19日 06:30   検疫を終えて家へ

クマにゃん

オーストラリアのシドニーの検疫所にいたボクたち4匹は、11月17日に
家にやってきました。シドニーからブリスベンまで飛行機、そこから先は
日通さんが手配してくれた空調完備の車で家まで送ってもらいました。

オーストラリアの家に着いたクマにゃん
ひさしぶりの我家...といっても、初めて来る場所。最初の内は家の中を
うろうろ探検して間取りなどをチェック。古くてあちこち不具合のある
家だけど、窓からの眺めがいいし、鳥がいっぱい来るからよしとしよう。

ひんやり冷たい風呂場の入口で休むケメコ
どこに行っても動じないケメコは、新しい家に来ても堂々としてる。
まるで、前からこの家なら知ってるわー、ってな調子。さすがケメコさん。
まぁ、ボクもケメコのことは言えないんだけどね。

外を眺めるモコにゃん
モコにゃんは、神奈川の家に来たころはとっても恐がりだったのに、今では
どこに行っても割と落ち着いている。変われば変わるもんだ。

外を眺めるみったん
最後はみったん。みったんは昔のモコにゃんにそっくりの恐がり。
でも、この家に来たら2時間ほどでいつもの調子が戻ってきた様子。
さっそく家中くまなく探検し、閉まっている扉を無理やり開けていた。

ということで、11月17日に4匹とも無事に家に到着しました。
ただ、ボクが足をどこかでくじいたか何かしたみたいで、今はちょっと前足を
引きずっています。たいしたことはないと思うけど、いつまでもこの調子
だったら、獣医さんに連れて行かれそう。まずいにゃ、どうしよ。

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2011年11月10日 22:51   猫と面会@オーストラリアの検疫所(AQIS)

クマにゃん

11月8日にシドニーの検疫所(AQIS)へ4匹の猫の面会に行ってきました。

オーストラリアの検疫所(AQIS)があるRooty Hill駅
検疫所はシドニー郊外のEastern Creekにあります。最寄駅はRooty Hill。
シドニーのCentral駅からRooty Hill駅まで行き、そこからタクシーで
行きました。

オーストラリアの検疫所(AQIS)の入口、門は常に閉まっていて関係者以外の立ち入りは禁止
AQISに到着。ここは関係者以外立ち入り禁止なので、入口にある電話で
要件を伝え、門を開けてもらい中に入ります。
事務所に行き、身分証明書(写真付)の提示と書類の記入を終え、予約した
時間になると檻のある区画へ入れてもらえます。

外から檻を見ていたら、ケメコが中からこちらを見てました
まずは檻を外から覗いてどこにいるのか探してみました。
すると一匹の猫がこっちを見てる...あっ、ケメコだ!

ケメコの檻の奥を覗くと、そこにはクマにゃんが♪
ケメコとクマにゃんは同じ檻のはずなので、さっそく奥の方を覗いてみると、
クマにゃん発見! クマにゃんもこっちを見てる♪

クマにゃんと対面。
さっそく、中に入ってご対面。
係の人の話だと、クマにゃんは食欲が落ちることもなく、何の問題ないという
ことでした。お腹がすくと鳴いて係の人に催促するんだそうです。
さすがクマにゃん、いつもマイペース。態度の大きさも変わりないようです。

目の横の傷がだいぶ治っていたケメコ
ケメコは目の横の傷が心配だったのですが、かなり治ってました。傷ついた
爪もだいぶ回復していて、心配ないそうです。
ケメコは例によって愛想を振りまいているらしく、係の人からもとてもフレンドリー
な性格と言われてました。

なでるとゴロゴロと嬉しそうにしてくれたモコにゃん
こちらはモコにゃん。100gちょっと体重が落ちたそうです。
体重は落ちたけど、日本にいた頃に獣医さんからもうちょっと痩せた方がいい
と言われてたくらいだから大丈夫。
撫でると豪快にゴロゴロと言ってくれ、私も嬉しかったです。

係の人から、ゴージャス・ビッグ・ボーイは毛が長いからブラッシングをしてるよ
と言われました。確かに、ほったらかしにしていたら今頃はもっと毛が
こんがらがっているはず。ブラッシングまでしてもらえると思ってなかったので、
嬉しかったです。

恐がりのみったんは、最後まで寝床の中でじっとしてました
最後にみったん。みったんはかなりの怖がりなので寝床から出てこようと
しませんでした。でも、せっかく会えたのだから、なでなでしてきました。
みったんも若干毛が長めなので係の人がブラッシングしようとして
くれたようですが、怖がって逃げるのでできなかったそうです。
みったんも食欲がおちて体重が100gちょっと減りましたが元気です。

病気の猫がいる檻内では、全身を覆う服と長靴の着用が必須
家の猫の場合、ケメコが輸送中に爪をガリガリやって怪我をしたので、
病気の猫を預かる場所に入れられていました。ここには、全身を覆う
服(AQISで用意してある)と長靴を履いて中に入ります。
外に出るときも長靴を消毒してから出るようになっていました。

AQISに予約を入れる際、クマにゃんとケメコを同じ檻に、モコにゃんとみったんを
同じ檻に入れて欲しいと要望を出しておきました。何も言わなければ一匹で
ひとつの檻になると思います。
餌は一日に一回。基本はチキンベースのカリカリだそうです。

家の猫の場合、クマにゃん以外の3匹の食欲が落ちたということで電話連絡
があり、缶詰の餌や日本で食べていたのと同じブランドの餌を送って、
それをあげてもらいました。

幸い担当者がこまめに連絡をくれる人だったので良かったのですが、日本と
違って向こうが気を利かして何かしてくれることは期待できないので、
たまにAQISに連絡して状況確認はしておいた方がいいかもしれません。

檻は3層に分かれていて、一番上ははしごを上ると屋上部分に出られるようになっている
檻は長方形で、長さは畳一畳と同じくらい。幅は畳より広かったです。
猫が上下運動できるように3層に分かれていて、一番下はコンクリート敷き。
中段は寝床(日本で売っている蓋つきの猫トイレと同じもの)があり、
一番上は屋根の上に飛び出したようになった屋上です。

段から段への移動は金属製の梯子を使います。屋根は半分金網になって
いるので雨も多少入ると思います。気温は外気と同じなので、検疫時期
によっては、かなり寒かったり暑かったりすると思います。

シドニーの猫の検疫用の檻は想像していたのと違い、ガラガラでした。
ただ、他の州の検疫所も同じかどうかわからないので、これから利用する
予定の方は早めに確認しておいた方がいいと思います。

今回、猫をオーストラリアへ連れてくるための手続きではかなり苦労しました。
多分、専門の会社に丸投げすればもっと楽だったのだと思います。
これから自分で猫をオーストラリアへ連れて行くご予定の方で、もしわからない
ことがあれば、わかる範囲で手順をお伝えしますのでご連絡ください。
予約手続きなどの詳細は下記のサイトをご覧ください。

AQIS Bringing Cats and Dogs (and other pets) to Australia

猫たちが家に来るのは、11月17日。今から指折り数えて待ってます。

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2011年10月28日 00:16   成田出発まで

クマにゃん

オーストラリア出発までの2日間お世話になったなべさな家の窓辺の4匹
成田を出発する前、ひとりと4匹はなべさなさんの家でお世話になりました。
写真は、なべさな家の窓辺の4匹。窓から鳥や通行人が見えるので、4匹は
この場所がかなり気に入ったようです。

食事中の4匹
こちらは食事風景。
水分をいつものように取れないといけないので、スープ仕立てのキャット
フードをあげるようにしました。

成田へ向かうためジャンボタクシーに乗った4匹
成田への移動は4つのキャリーバッグがあるので、ジャンボタクシーを
お願いしました。最初に予約していたジャンボタクシーの会社が
倒産?したのか、いきなりホームページが無くなり、電話も通じなく
なるというアクシデントがありましたが、なべさなさんがすぐに気が
ついてくれたおかげで事なきを得ました。

猫の輸送をお願いした日通さんの成田事務所にて
ジャンボタクシーで行った先は、日通さんの成田事務所。
ここでは事前に用意していた検疫のための書類を最終チェックしました。
書類の確認が済むと猫たちとはここでお別れ。
猫たちはこの日(10月17日)の夜のJALでシドニーに向かいました。

今回の移動で何より大変だったのが猫の引っ越しでした。
用意する書類も多いので、日通さんに色々教えていただき助かりました。
これから犬猫と海外へ引っ越す予定の方は、日通さんのサイトをご覧ください。


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